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May 12, 2007

陸小鳳伝奇 金鵬王朝

 このゴールデンウィーク中に、1巻と2巻を読みました。

 結果....

 最初から読んでおけば、良かったと、3分だけ後悔。
 とりあえず、1巻目から、

 陸小鳳は、江湖でも有名な浪子。誰とでも友達になれ、友達づきあいの良い好男児。
 彼は、盲目の花満楼といっしょに、中国に亡命してきた金鵬王朝の王から、裏切ったかつての旧臣への仕返しを依頼される。
 ただ、敵は江湖でも相当のてだれ!
 陸小鳳は、最強の剣客、西門吹雪を、仲間に引き入れようとする。


 陸小鳳と花満 は、いいコンビ。まるで漫才でも聞いているかのような、会話のやりとりが面白い。
 なぞがなぞを呼び、2転3転する真相は、江戸川乱歩の小説のよう。しかも、エロチックで、おどろおどろしさも、乱歩のようです。
 いろいろな、人物が登場し、はたまた湯水のように消費される様は、古龍のお手のもの(汗)
 ただ、その展開に慣れてしまったか、新たな感動はない。
 展開も行きあたりばったり、黒幕も、何となく予想していたら、やっぱり当たってしまった。真相を知る驚きは少なかったかな?
 それでも、陸小鳳は、いいキャラクター、彼が動いて、台詞を吐くだけで絵になります。

 あんまり、この作品では、古龍の毒に犯されている私にとっては、正直ハイライトが無いのですが(汗)、強いてあげるのなら、彼が入浴中に、峨嵋派の4美女に襲われるところかな(爆)
 古来、無防備な場は、暗殺の場として利用されます。
 源頼朝の父、義朝は、風呂場で襲われました。
 風呂場の他にも、就寝時とかは、危険です。
 ギャング映画とかでは、床屋(後ろを取れるので)、公衆便所とか、いろいろありますね。
 絶体絶命のピンチ、彼はどのようにして逃れることができるのかは、読んでからのお楽しみです。

 印象に残るキャラクターは、狼少女、上官雪児。
 いろんな意味で不幸な子ですが、あの子がまっとうになるように、養父母が育ててくれることを願ってます。

 訳者は、あとがきで「ミッション・インポッシブル」と書いてました。なるほど、いいえて妙です。
 でも、「ミッション・インポッシブル」より、はるかに、見せ場があり、楽しめ、あっという間に読み終える作品です。
 金庸のように、決闘だけで数ページ費やしません。
 古龍の達人たちの勝負は、どちらかが相手の喉に穴を開けて終わりです。

 一読あれ!

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