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June 04, 2006

寝ながら学べる構造主義 内田 樹著

 このブログにお越しになっている方は、薄々というか、はっきりとお気づきの通り、私は、内田樹先生のブログ(内田 樹の研究室)を良く拝見します。
 初めて、このブログにたどり着いたのは、「格差社会」について、検索したときでした。なんか、そのクレバーな洞察を拝見して腑に落ちてしまったのです。以来、何か社会現象が起きると、先生のブログを拝見します。

 そんな、内田先生のフランス現代思想の解説書です。
 正直、私はあんまり哲学は得意ではありませんが、三木清(Wikipedia)さんの本は、国語の教科書に載っていた文章に大変感銘を受け、読んだことがあります。
 どっちかというと、「難しいのはわかんない」という人です(^^;

 構造主義(Wikipedia)という、言葉があります。大辞林によれば「ソシュールの言語理論の影響のもとで諸現象を記号の体系としてとらえ、規則・関係などの構造分析を重視する。」そうですが、私も書いててよく分かりません(^^;

 しかし、著者は、なんで「ソシュールの言語理論」が出てきたのか?からマルクスまでさかのぼり、フロイト、ニーチェを経て、ミシェル・フーコー、ロラン・バルト、クロード・レヴィ=ストロース、ジャック・ラカンの思想を、豊富な「たとえ話」で解説していきます。

 これが、実に分かりやすい(^^) というか、分かった気にさせてくれます。

 結局のところ、「なんだ、『そういうことを』が言いたかったのか。」(P200)
 ということを、老成したおかげで理解できたと言うことを述べています。

 私は、レヴィ=ストロースの章の婚姻に関しての世界全域にみられる「永遠なる贈与」のくだりと、親族関係が2バイトで表せること、それから映画「男はつらいよ」における寅さんと桜の関係の説明に興味を持ちましたです。
 また、マルクスからフロイト、ニーチェに至るまでの要素を垣間見た気がして、いろんな面で読んでみて参考になりました。

 でも、これを読んで、小難しい事は話せないかもしれません。というのは、著者は「ご隠居が、八っあんや、熊さんに聞かせてやっているノリ」で語っているので、そのまま引用すると落語になるかもしれません(^^;これは、冗談です。

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