« レント(2005年 アメリカ)の予告編(BlogPet) | Main | 祝!日本発売 神鵰侠侶 »

May 20, 2006

ダビンチ・コード(ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫)

 私は、未読ですが、宗教象徴学者 ロバート・ラングドン シリーズの2作目だそうです。
 そして、当然ながら、本日から公開された、ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演の「アポロ13」コンビが手がけた、同名タイトル映画の原作です。

 ロバート・ラングドンは、講演のためパリに滞在中に、殺人事件の容疑者にされる。
 彼は、被害者の孫娘と共に、自らの疑いと聖杯を巡る冒険に巻き込まれる...


 ここからは、ネタバレです。

 

 なんで、ジャンヌ・ダルクは死ななくてはならなかったのか?
 以上の疑問に、自分なりの解釈が着きました。

 さて、殺人事件の真犯人のひねりもあまり複雑でなかったですね。そうでないと、まったく新しい人物を創造することになるからでしょうか?
 司法警察も、思わせぶりに書かれながら、全くの白だった。もし、読者が思い描く通りだったら、アメリカ人のフランス人に対して抱く複雑な感情を感じることが出来たのだが、そういうのもなかった。
 そもそも、当初から実行犯が描かれているため、主人達が遭遇するであろう危機を、読者は事前に察知できるようにしていたため、著者は、ミステリーを売りでなく、宗教裏話を描きたかったのだろうと理解しました。

 そう、「宗教蘊蓄 と学会本」といったとこだろうか?

 単なる、宗教裏話本では、読者の興味を惹かない。興味を惹かせるにはゴシップ(殺人、性)ネタが要る、だから、「ミステリー小説仕立てにしましょう」とね(^^;

 でも、以前に記載したとおり、私は「ジーザス・クライスト・スーパースター」が好きですし、アーサー王や聖杯伝説などの、この手のテーマは大好きです。
 ですので、主人公が巻き込まれる殺人事件の容疑は、最初から全然興味なく、聖杯に関わる話と、その秘密結社の話に興味を持ちました。
 興味を持った分、読むスピードも速く、単行本3冊を3日で読んでしまいました。

 この本を読んで、ルーブル美術館を含めてパリの街やロンドンなんかを散策してみたいと思いました。それだけ、かなり緻密に描かれています。この点は、絵画の解釈を含めて映画はうまく表現しているでしょう。


余談1
 本の中でルーブルを5分で見る方法とか書いていますが、かのゴダール御大も「はなればなれに」で、「ルーブルを30分で見る方法」といって、アンナ・カリーナさんを美術館の中で走らせて、警備員にしかられる場面を撮影してますね(^^;

余談2
 ソフィーは、スマートは「リッター100キロ走る」と言ってます。私も「スマート」オーナーですが、だいたい16~18キロくらいです。20くらいあるのもあるそうですがね。それにしても、スマートは、業務縮小ですか?寂しいなぁ~

p.s.
 本日は、映画も初日で、すごい行列だったとか...
 原作が売れて、映画もヒットする...
 角川文庫のお家芸のメディア・ミックスに、私もやられてしまいましたね(^^;

|

« レント(2005年 アメリカ)の予告編(BlogPet) | Main | 祝!日本発売 神鵰侠侶 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/75616/10161783

Listed below are links to weblogs that reference ダビンチ・コード(ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫):

« レント(2005年 アメリカ)の予告編(BlogPet) | Main | 祝!日本発売 神鵰侠侶 »